写真が「嫁入り道具」になるとき
2013/02/08 21:19

ピアノの発表会で、一人ひとりの写真集を作っています。
作るきっかけとなったのは、とあるピアノ教室の発表会から撮影を依頼いただいたとき、
そこの教室に通う知人から生徒一人ひとりの写真集も作ってよと頼まれたことです。
当時は発表会の撮影は経験がなく、さらにどういった商品があるかも全然わからず、
まあ写真プリントだけより面白そうだなあと思い、作ってみる事にしました。
やってみたら、大変でした。
一般的なプリント写真であれば、表情のよいものが1枚あればよいのですが、
写真集となると、全体が映ったものから表情のアップも必要、
はたまたアングルも変えてなんていったら撮影は何十枚にもなります。
撮影後は1枚1枚写真を選定してレイアウトを考える。
名前や曲名も一人ひとりずつ打ち込みます。
人数も多いので、それはそれは時間がかかりました。
なので、次の年は写真集やめようかな?どうしようかなと思っていました。
そんな時、生徒の親御さんから
「写真集を嫁入り道具にします」
という声を頂きました。
写真の力はやっぱりすごいです。それほどに思っていただいているなんて。
5年後10年後その子が大人になった時、この写真集をみて何を感じるでしょうか。
何十年後、おじいちゃんおばあちゃんになったときは何を思うでしょうか。
時間を超えて残って行くもの。大切にしたいです。
写真集は続けることにしました。
こちらは別の生徒さんで男の子バージョンです。
(クリックすると写真集が見れます)

長野市にある音の絵本「AN」という音楽教室。
大きなホールで発表会を1年に1回やっていて、今年は2月11日(祝)に行われます。もうすぐです。
撮影は今年で4回目。出演する方々は練習を頑張っているかな。頑張ってほしいです。
私は撮影も写真集作成も準備万端です!
興味のある方はご一報ください。見本もあります。
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